ノーミソ刺激ノート

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書いている手が止まらない方法

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「感じたこと」が最重要

喋る時も書く時もそうですけど、考えながら書いてはいけないんです。

なぜなら考えたら止まってしまうから。

ブルース・リーが、『燃えよドラゴン』の中で、

 

「考えるな、感じろ」"Don't Think. Feel!"

 

と言いましたが、格闘の世界では、考えるよりも先に行動しなければやられてしまいます。

文章も同じことです。

燃えよドラゴン ディレクターズカット (字幕版)

なぜなら、考えることは後からできますが、感じることはその時しか感じられないから。

文章はまず、「今、感じていることを書く」べきで、考えることは後回しでいいんです。

 

初心者の人はどうしても適切な言葉が書けません。

だから「もっといい文章を!」と考えてしまいます。

そうしながら、「今まさに感じていること」は、スルスルと抜け落ちてしまうんです。

 

ブログを書いている人はそういう経験がしょっちゅうあるはずです。

ですから、まずは「最低な言葉でも書く」ことが先決です。

 

「そんなことしてたら、批判が怖い」

 

という人もいるでしょう。

しかし、初心者の、まだ読者数も少ないブログではそんな批判は増えません

有ったとしても被害なんかありません。

「感情」優先

感情を書いていない時点で、未来の自分にとっては大きな損害ですよね。

私は何度も自分の記事をリライトしていますが、その度に「この表現はないだろ」と思っています。

つい昨日の記事でもそうです。

 

でも、その記事をはじめから書けるかって言ったら絶対書けません。

冷静に見ている自分と、過去の感情的に書いている自分との共同作業みたいなものです。

冷静な自分と、感情的な自分は共存できないんです。

 

でも文章って、感情的でもあり、冷静でもあるものじゃないと、読者からの共感は得られませんよね。

私もよくブログは見ますが、変な文章に出会ったら

 

「変な書き方だな」

「バカだな」

 

と思うくらいです。

そんな感想はしょっちゅうなので、別に気にしてもしょうがないんです。

この記事を読んでいる人は、「とにかく文章・記事を書き進めたい、増やしたい」という人が大半でしょう。

 

だったら、何よりも貴重な資産は「その時の感情」です。

感情は誰にだって起こります。

しかし抜け落ちていくんです。

 

だからそれを記録、保存しておいて、後から考える(推敲)。

つまり書き直しをしていけばいいだけの話です。

その時は、誤字・脱字も気にしてはいけません

 

キーボードで書いていたらそんなのは当たり前のように起こります。

しかし後から読んだら大概わかります

仮にわからなくなっても、そこまで大切な言葉でなかっただけです。

 

その1言よりも、数百字分の文章を書き進めておくことのほうがずっと価値は有るでしょう。

ですからとにかく書いてから考えましょう。

文脈(コンテキスト)を切らない

コンテキストの本来の意味はコン(集合)テキスト(文章)です。

大概の人は書くときに表現方法で躓きます。

 

こんな表現でいいのかなぁ

 

って感じですね。

漢字でツマヅいたり、接続詞で迷ったりです。でもいいんですよ。

どんなに最低な表現でもいいので書いてしまいましょう

 

なぜかというと、書いているときに頭の中では文脈ができているので、その流れに乗って書いていかないと「文脈」が切れてしまうんですね。

言葉は何より「繋がり」が大切です。

 

どんなに大切なことを言っていても、途中から読み始めたら分からないことのほうが多いし、場合によっては勘違いを引き起こします。

つまり、「言葉」は単独では適切な意味をなさないんです。

 

そういう風にできているので、自分の中に文脈が脈打っている内にとっとと書いてしまいましょう。

次の日で見読んでみたら、書いている自分は同じ自分ですから、「全くわけわからんな」という風にはなりにくいでしょう。

 

酔っぱらっていなければ、言いたいことは分かるはずです。

例えば初心者の人は「漢字」や「接続詞」をどうするかで悩んでしまったりします。

つまらない漢字の表現や、接続詞なんかで分脈を切らしてしまうと、その後に何を言うべきだったかを、とらえられなくなります

 

はじめの内は思いつくままに書いてしまえばいいんです。

そしてその後に漢字を変換するなり、表現方法を凝らせばいいだけの話です。

まずは書くこと、完成させることが重要です。

 

ですから、作文を書くときにいきなり作文用紙に書くのは止めましょう。

まずは何かの裏紙にメモ程度に書くことをお勧めします。

ブログの場合は書き直しがいくらでも効くのでどんどん書きまくればいいだけです。

 

下手に細かなところで留まってしまうと、文と文の脈絡がつかめないままです。

そして、改めて書き直すんでしょう。

そうなると全く別物になります。

 

かといって過去の感情や、書きたかったことは何となく覚えていたりはしますから、再度書き直した文章はめちゃくちゃになりかねません。

そういう文章を書いてしまうと嫌になってしまいます。

 

そうなったら元も子もないでしょう。

だからとにかく初めは「最低な文」でも書くべきなんです。

そうなると全体のリズムが崩れて読み手からも読みづらい文章になってしまいます。

 

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ミスを無視しろ

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PCで文章を書いていると変換ミスがよく起こりますよね。

手書きの場合でも漢字が出てこないことだってあります。

そうなっても私は一々直したりしません。

 

漢字の時もわからなければ仮名でいいんです。

全部一通りの書きたいことが終わったら変換を直します

そっちの方が面倒だと思いがちですが絶対にそんなことはありません。

 

最終的な完成度も、納得のいくものができやすいですし、時間面も効率的です。

時々、途中で何を言いたかったのかわからないようなミスを見かけることがあります。

それって考えながら書いているから、文脈が取れてないんですよね。

 

「考えながら書いた文章は熱意が伝わる」

という人もいますけど、熱意は結構ですが意味が伝わらなければ、それこそ意味がありません。

「意味」には「文脈」ありきです。

 

考えてしまうと「脈」が切れてしまいます。

「冷静」と「感情」は共存しません

だから、とにかく初めは思ったことを書くしかないんです。

 

熱意が空回りして手が追い付かないのでは、せっかく書きたいことも書けずに終わってしまいます。

 

はじめの内はそれでいいかもしれません。

でも、そうやっていては時間がかかりますし、書くことが嫌になりかねません

 

途中の単語一つの表現よりも文章は全体性が第一です。

途中の表現に引っかかっても、読者は「ミスしてるな」と気づいてくれます。

私自身も読者としてそうですし。

 

一つの表現よりも、

 

  • 全体として何が言いたいのか
  • どういうリズムで語っているのか

 

そっちの方が文章として評価されます。

読んでいて気持ちいいはずです。

そして何より書いている途中で挫折することが少なくなります

事前のインプットをしていれば大丈夫

その話を途切れさせないためにも事前の準備、と言っては堅苦しいです。

けど、アウトプットするのであればインプットもしていなければなりませんよね。

ですから本を読んだほうがいいんです。

【関連記事】

読書の挫折を防ぐ方法 

 

読書する意味 

 

たくさん本を読むと起こる良いこと 

 

私はやったことがありませんけど、書くための資料を読みながら文章を書いていては絶対効率が悪いでしょう。

書くときは書くことだけに集中しなければなりません

 

読みながらでは先に書いた通り文脈がつかめませんし、色んなことを思いすぎます。

これは作文全般で言えることでしょう。

 

ですから書いていないときはできるだけ書いてしまって、一通り終わったら確認で資料を読むのがいいでしょう。

インプットするならやっぱりちゃんとした人が書いた本ですよ。

 【関連記事】」

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喋りにおいても同じ事

このアウトプットの話は一番初めに書いた通り、喋りに関してもそうです。

私は教育現場に数年身を置いていたことがありますけど、話をするには緊張してはいけませんよね。何よりリラックスしていなくてはなりません

 

ラジオ番組を聴いていて思うことですけど、どんどん話が出てくるDJはみんなリラックスしています。

若手の芸人なんかは10年そこそこではまだ緊張している感じがしますね。

 

言葉の力をつけるためのラジオ - ノーミソ刺激ノート

 

実際、喋りの力というのは年数も多少あると思いますけどどれだけ頭を空っぽにするかだと思います。

インプットがちゃんとできている人は空っぽの状態になっても無限の教養が出てきます。

よく緊張して「頭が真っ白になる」ってこと聞くじゃないですか。

 

あれって真っ白っていうのは「何もない」のではないんです。

むしろ脳みそがいろいろな情報がありすぎて、混線してしまっているんですね。

つまり詰まってしまっているってことです。

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ですから「余計なことを考えない状態」に持っていくことがまずは大切なことです。

そのリラックス法はそのうち書きたいと思いますけど、結局はインプット量で決まります。ですからどんどん本を読みましょう。

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